相手の希望に寄り添う=サービス ~観光産業の発展と、地域還元を考える~
海外でのダイビング。
海の中では、会話はできないので
それほどこだわらなくてもいいかと思うのですが、
インターネットで申し込む故、結局、
日本語で書かれたダイブショップのページを見つける
→日本人の方が経営しているダイブショップに申し込む
→日本人のインストラクターさんがつく
というパターンがほとんどでした。
今回バリでも同様に、
日本語のページを見つけ、そこから申し込みました。
お迎えが来て、手続きのためダイブショップへ。
??日本人がいない??
書類こそ、日本語で書かれたものですが、
すべて現地の方でお送りされていて、
インストラクターさんも現地の方。
ポイントへ移動して、周りを見ると、
ダイバーは海外からの観光客であろう人たち。
けれど、インストラクターさんはじめ、
働いているのはすべて地元の方々です。
今までと違う珍しい光景ですが、
とても丁寧にガイドをしていただき、
存分に楽しむことができました。
1本目のあと、泳ぎ方のアドバイスまでしてくださって、
スキルアップもできたような(^-^)
話はそれましたが…。
その国の発展や雇用を促進するのに、
観光地に他国の企業が入り、開拓していくのは
1つの手段として、よいことだと思います。
(もちろん、環境保全とかいろいろ問題はあるのでしょうが。)
そして、その経営が最終的に現地の方々中心で
行われれば、さらなる発展につながるのかな
と感じました。
特にインストラクターは、ダイビングの要です。
日本で生まれ育った人たちの望むサービスは
同じく、日本で生まれ育った人たちが
一番よく分かっている。
それを、現地の人に伝え、実践してもらうのは
きっと多大な労力がかかる上、
うまくいかないことも多いでしょう。
文化の違いを知り、歩み寄る作業は、
想像以上に困難なはずです。
バリの人たちは柔軟で、
比較的容易に、相手の希望に寄り添えるのかもしれません。
文化や考え方の違いを乗り越え、
地域雇用が促進することは、
互いの理解を深め、
より一層友好な関係を築ける一歩となる
と言ってしまうと、大げさでしょうか。