わくわく夫婦の嫁日記~ただいま世界一周中~

中学校教員夫婦から、世界一周夫婦になった嫁の旅行中の徒然日記

相手の希望に寄り添う=サービス ~観光産業の発展と、地域還元を考える~

f:id:happyfrogkeru:20170529115636j:plain

海外でのダイビング。

海の中では、会話はできないので

それほどこだわらなくてもいいかと思うのですが、

インターネットで申し込む故、結局、

日本語で書かれたダイブショップのページを見つける

→日本人の方が経営しているダイブショップに申し込む

→日本人のインストラクターさんがつく

というパターンがほとんどでした。

 

今回バリでも同様に、

日本語のページを見つけ、そこから申し込みました。

お迎えが来て、手続きのためダイブショップへ。

??日本人がいない??

書類こそ、日本語で書かれたものですが、

すべて現地の方でお送りされていて、

インストラクターさんも現地の方。

 

ポイントへ移動して、周りを見ると、

ダイバーは海外からの観光客であろう人たち。

けれど、インストラクターさんはじめ、

働いているのはすべて地元の方々です。

 

今までと違う珍しい光景ですが、

とても丁寧にガイドをしていただき、

存分に楽しむことができました。

1本目のあと、泳ぎ方のアドバイスまでしてくださって、

スキルアップもできたような(^-^)

 

話はそれましたが…。

その国の発展や雇用を促進するのに、

観光地に他国の企業が入り、開拓していくのは

1つの手段として、よいことだと思います。

(もちろん、環境保全とかいろいろ問題はあるのでしょうが。)

そして、その経営が最終的に現地の方々中心で

行われれば、さらなる発展につながるのかな

と感じました。

 

特にインストラクターは、ダイビングの要です。

日本で生まれ育った人たちの望むサービスは

同じく、日本で生まれ育った人たちが

一番よく分かっている。

それを、現地の人に伝え、実践してもらうのは

きっと多大な労力がかかる上、

うまくいかないことも多いでしょう。

文化の違いを知り、歩み寄る作業は、

想像以上に困難なはずです。

バリの人たちは柔軟で、

比較的容易に、相手の希望に寄り添えるのかもしれません。

 

文化や考え方の違いを乗り越え、

地域雇用が促進することは、

互いの理解を深め、

より一層友好な関係を築ける一歩となる

と言ってしまうと、大げさでしょうか。